一誠工務店代表取締役の下舘幸一と申します。
この度は、弊社のHPをご覧頂き誠に有難うございます。

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私は、東京都に工務店の長男として生まれました。
父が大工業に従事していたことから、幼いころから建築は身近なものでありました。
幼少期には、好奇心で父の働く現場に遊び行くことも多く、現場では、木の匂いや温もりを感じたり、屋根の上から見る景色には心躍ったのを覚えています。
また、父が経営する工務店には多くの職人さん達が働いていて、職人さん達の、額に汗して働く姿や、その職人さん達を取り纏める父の背中に憧れを抱いていました。
その後、地元の高校を卒業後、父の元で、幼少期より憧れであった、大工として修行に励むことを選択しました。親方とは、親子が故に衝突することも多々ありました。厳格な親方の指導に、時には悔し涙も流しながら、挫けずに腕を磨き続けて、やがて1人で現場を任されるようにもなり、ここまで23年間、大工一筋で尽力して参りました。

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しかし、大工として一人前となり、更にキャリアを積む事で、建築業界への自身の解像度が上がるにつれて、ある懸念を抱きました。

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それは現在、情報化が進み、建築に関する様々な知識が容易に入手出来るようになった昨今、お客様の要望もより複雑化、多様化していることと、それに伴い、我々建築業界も、これまでの『大工さんに託す』時代から、『お客様と共に築く』時代へと変わりつつあるということです。
様々な紆余曲折を経て、私は、時代の流れと共に変化し続ける建築業界の需要を満たしていくには、これからは、自分達の世代が、新しい価値観を持って、この先の建築を担う存在にならなければならないと強く思うようになりました。

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そして、令和4年10月より、私は、父から稼業を受け継ぐ事となりました。

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会社名は『一誠工務店』

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私『幸一』の『一』と、長年に渡って苦労をかけた父『誠』から一文字ずつ当てたこの社名にには、『誇りと伝統を受け継ぎ、次の時代を築く』という思いが込められています。
弊社では、先代より受け継いだ誇りと伝統と培ってきた確かな技術を持って、お客様一人一人の多種多様なニーズに寄り添う形で、ご満足頂ける製品を提供する事を約束致します。

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お客様のイメージを形にする事で、1人でも多くの方の笑顔を見ることが出来れば、幸甚の極みです。